「暑い夜の寝苦しさが解消できました」
サーモコントロール断熱・お客様の声②
サーモコントロール 断熱とは、屋上の防水層を断熱材+防水層+高反射塗料を組み合わせた断熱防水改修工法です。前回は個人宅オーナー様のご感想を紹介しましたが、今回はマンション理事長様のご感想を紹介します。「実際どのくらい効果があるの?」と疑問に感じられる方はぜひ参考にしてください。
現場情報
現場 :某分譲マンション
工事場所 :神奈川県内
施工時期 :2015年10月
インタービュー:2018年2月
建物構造 :鉄筋コンクリート造・6階
築年数 :築35年1983年竣工(インタビュー時)
施工部位 :屋上(545㎡)
施工方法
【改質アスファルトシート防水砂付仕上げ・断熱複層工法】
改修方法 :ガムクールGSS-200S【改質アスファルトシート防水砂付仕上げ・断熱複層工法】
断熱材種類 :ギルフォーム(硬質ウレタンフォーム)
断熱材厚み :35mm
遮熱塗料 :SPサーモコート(サーモグレー色)
「冷暖房に頼らず室内で過ごせるようになりました」
Q、
通常より施工費用のかかる断熱防水改修を選んだきっかけを教えてください。
A、
私はこちらのマンションに入居して19年ですが、長年夏の暑さに悩まされてきました。特に、夜間は日中夏の太陽に照らされて温まった熱が逃げずに、寝苦しい夜を送っていました。そこで、マンションの総会でどうにか暑さを解消してもらえないかと提案したのがきっかけです。
Q、
最上階にお住まいなのですか?
A、
はい。最上階の東南に向いた部屋に住んでいるので、夏は朝から日差しが入ってきてとても暑かったです。当時、私は夜遅くに帰宅して朝遅くまで寝る生活をしていたので、深夜帰宅すると部屋が暑くてエアコンに頼らざるを得ませんでした。
Q、
断熱防水改修をしてから、夏の暑さに変化はありましたか?
A、
はい。施工後の2016年5月から8月にかけて、室温とベランダでの外気温のデータを取りました。5月の暑い日で室温26.9℃(外気温45.1℃)、寒い日で室温23.6℃(外気温22.2℃)、8月の猛暑時で室温31.9℃(外気温50℃以上)でした。以前と比べると断然室温が安定するようになりました。
Q、
では、冬の寒い時期には変化はありましたか?
A、
はい。外気温が−1℃まで下がる日でも、室温が15℃前後に保てています。非常にありがたいです。
Q、
夏も冬も空調機器を使用せずに室温を計測されていたのでしょうか?
A、
はい。冷暖房は付けずに室温を計測したデータです。毎日午前9時頃に室温を見ていますが、大きな変化を感じています。
Q、
総合的に断熱防水改修をどう評価されますか?
A、
本当に快適になって助かっております。ただ、屋上からの熱は改善されましたが、ルーフバルコニーの断熱改修はまだ施工していないので、ルーフバルコニーの下にお住まいの方はまだ恩恵を受けていないのが現状です。バルコニーの改修は、屋上以上に費用がかかるという事で、まだ実施には至っていません。そこが少し残念です。
Q、
サーモコントロール断熱を他の人に奨めたいと思いますか?
A、
はい。ぜひまだ断熱防水改修をされていないところはぜひ検討されたらいいと思います。屋上だけではなく、側壁の断熱もこれから研究が進めばいいですね。
こんな方にサーモコントロール 断熱がおすすめ!
サーモコントロール断熱は、空調機器に頼らずに暑さや寒さを軽減する防水改修の工法です。通常の防水機能に加えて、断熱機能や遮熱機能を持たせているので省エネな方法としても注目されています。さらに、高反射塗料によって赤外線の影響を抑えるので、防水層自体も長持ちするというメリットもあります。「クーラーを付けても室内が暑い」「コンクリートの建物で冬場が寒くて辛い」「防水改修のスパンを長くしたい」そんな方に断熱防水改修はおすすめです!
※断熱の効果は建物ごとや個人差がありますのでご了承ください。
施工方法をもっと知りたい方はこちらをご覧ください
下記ページでは、施工方法について製品の特徴や工法別の詳しい情報がご覧いただけます。詳しく知りたい方はぜひ合わせてご覧ください。